ANA A380を導入&ベトナム航空と提携
A380といえばエアバス社の総2階建ての巨大ジェット。
その巨大さを活かして、機内にバーがあったり、シャワー付きのファーストクラスがあったりで話題になりました。
ちなみにドバイー成田線にエミレーツが導入してたみたいですけど、撤退
今は成田ーバンコク線にタイ国際航空が導入してるみたいです。タイ国際航空がシャワー提供してるかどうかは知りませんが。
でもANA導入がA380を買うんじゃないかって話、実は前から言われてました。
それもANAがA380が欲しくて買う、ってわけではなく実は政治的取引の結果なんですよね。
これは2015年の夏に遡ります。そう、スカイマークが破綻し、米航空会社デルタが支援するかANAが支援するか、って話がありました。スカイマークが破綻するきっかけがA380の購入計画。
スカイマーク、A380を6機購入して東京ーNY路線に使おうと発注→LCCの台頭で業績悪化、A380の購入代金払えない→エアバス社が損害賠償請求→払えない、倒産
って流れだったと思います、簡単に言うと。
で色々もめてスカイマーク再建をデルタがするかANAがするか、債権者の投票で決める、って話になったのです。
で、当初は拮抗すると思われてたのが、結果はANA案が圧勝。
でもその裏側にはエアバス社(大口債権者の1つ)の支持を取り付けるために、ANAがエアバスからスカイマークが解約したA380を購入する約束をしたのでは。っていわれてました。
この辺の内情は日経新聞の特集が結構面白かったです。(会員じゃないと読めないけど)
あとベトナム航空に出資して共同運航便やマイレージの相互利用などもするよって話。
もともとベトナム航空はJALと提携してたけど、ANAに組み替えるみたい。
うーん、ANA勢いあるね~、関空利用者としては関空発の海外への直行便が多いJALに頑張って欲しいけど。
おしまい。