【12万マイルでビジネスクラス】ワンワールド世界一周特典航空券のルート決めを徹底攻略③【8区間の壁と戦え】
こんにちは、世界一周トラベラーのはなつまみです。
はい、今日は久しぶりにワンワールド世界一周特典航空券の話です。
２ヶ月ほど前にワンワールドの世界一周特典航空券ビジネスクラスを12万マイルという脅威のマイパ（コスパならぬマイルパフォーマスの略）で発券したことをお伝えしましたよね。
そして発券する前に、おおまかなルールやおおよその必要マイル数の話を
でしました。
今回は具体的なルート決めと空席探しの話です。
ほら、よく陸マイラー系のブログ読んでると、何万マイルでファーストクラス（やビジネスクラス）の特典航空券が取得できるー、これ50万円の価値だよー、マイルってすごいよねー、なのでこのポイントサイトの会員なってマイル貯めようぜ、っていう流れあるじゃないですか。（これが悪いとかは全く思ってませんよ。）
で、いつも思うのが、いや、そりゃ理論上は○マイルでファーストクラスの特典航空券発券できるかもしれないけど、それ本当に発券できるの？空席あるの？
て話ですよ。
でね、世界一周特典航空券も同じでね、僕も12万マイルから世界一周できるよー、めちゃお得だよー、って記事書いたじゃないですか。
でもそれは特典チャートみればわかることで、実際に空席あるのか、自由にルーティングできるか、っていうのはまた別の話なんですよね。
机上の空論ではなく僕は実際に発券したので、空席探しやルート決めについて、自分が気づいた点や苦労した点など、実際の経験に基いて説明していくわ。
ルート決め① まずはワンワールド世界一周航空券のサイトから
はい、まずはここから始まります。
https://ja.oneworld.com/flights/round-the-world-fares
でね、左上の「フライト計画と予約」っていうタブ選択して、適当にエコノミーかビジネス選択して進めるとルート決めの画面が出てきます。日付はとかは後で決めるので、とりあえずルートだけ決めましょう。
https://ja.oneworld.com/flights/round-the-world-fares
ポチポチと行きたい都市を順番に選択していきます。
僕は
東京→バンクーバー→NY→
っていう風に選択していきました。
はいまず、ここでめちゃくちゃ大事なことをいいます。
ルート決め② たった8区間、なるべく直行を選べ
前回に説明したけどワンワールドの世界一周ってたった8区間しか飛べないんですよ。
有償だともっと飛べるけどね。
でもわずか12万マイルから世界一周ビジネスクラス乗らせて貰っている身だから文句は言えません。
でね8区間っていうのは、乗り継ぎだろうが、空港からでて観光しようが関係なく、8回しか飛行機乗れないってことね。
なので安易に行きたい都市選んでたらすぐ8区間オーバーしちゃうわけ。
例えば
・パリ→ドバイ→シンガポール
って飛ぼうとするじゃないですか。
そうすると、パリ→ドバイはワンワールドの直行便が無いので、
パリ→ドーハ（カタール航空）＋ドーハ→ドバイ（カタール航空）
になるんですよね。なのでこれで2区間消費
同様にドバイ→シンガポールも
ドバイ→クアラルンプール→シンガポールになって2区間消費
結局
・パリ→ドバイ→シンガポール
って飛ぶだけで、4区間も消費しちゃうんです。
なので、常にこの8区間までが制限になってしまい、行きたい都市自由に選べるわけでは無いんですね。
特に途中降機して観光しまくろうと思っている方は要注意。
日本→NY→パリ→ドバイ→シンガポール→日本
みたいな途中降機が少ないルートで世界一周するつもりなら、8区間に収まるのでそこまで気にしなくていいと思います。
なので始めに説明したルート決めではなるべく直行便を選択した方がいいです。
で、始めのワンワールドのサイトでは、次の都市が直行便でいけるのか、1回乗り換えでいけるのか、2回以上乗り換えが必要なのか、が都市のマークでわかるようになっています。
なるべく■、□の都市を選ぶべきです。
ルート決め③ たった8区間、一部は有償で飛べ
例えばアンコールワット見ようと思ってドーハ→シェムリアップ→香港のルートにしようと思うじゃないですか。
そうしたら
ドーハ→クアラルンプール→シェムリアップ→香港みたいなルートになるんですよね。
このルートだと3区間も消費しちゃいますし、遠回りになって総飛行距離も伸びちゃうわけです。総距離が伸びればもちろん必要マイル数も上がっちゃいますよね。
なので特典航空券のルートはドーハ→バンコク→香港のルートにして、バンコク→シェムリアップの往復は別途購入した方がいいかもしれないのです。（バンコクーシェムリアップは飛行距離も短いし、値段も安い）
ルート決め④ 国内線部分は削れ
あと地方出発で、成田乗り継ぎが必要な場合、例えが伊丹→成田も1区間換算されちゃうんです、当然。
全旅程が8区間に余裕で収まるなら良いんですけど、あと1区間あれば、ここにも立ち寄れるのに、ってなった場合は、特典航空券は成田発にして、伊丹→成田は別途購入した方が良いですね。
実際僕は8区間かつかつなので伊丹→成田は別途購入しました。
ルート決めたら総距離をチェックしろ
ちゃんと8区間以下になるようにルート決めました？
そしたら次は総距離のチェックです。ちなみに陸上移動部分（例えばユーロスターでパリーロンドン移動する場合とかね。別に本当に陸上移動じゃなくても、有償フライトでもいいんです）も移動距離に含めないとだめです。
総距離のチェックは我らがJALサイトが優秀。
https://www121.jal.co.jp/JmbWeb/JR/SectionMile_ja.do
こんな感じね。空港の3レターいれたらいいんだけど、なぜかNRTとかKIXは反応せず、TYO（東京）、OSA（大阪）って入れないとダメ。ちょっと不親切。
出てきた総旅程距離を前回紹介したチャート表に当てはめ必要マイル数を調べます。
https://www.jal.co.jp/jalmile/use/partner_air/oneworld/miles.html
総旅程距離を減らす小技
総距離旅程が20100マイルとか、26000マイルとかになって、もうちょっと少なければ、1段階少ないマイル数になるのに(><)って時は、ルートを工夫するか、さっき言及したように日本国内区間を削るか、東回りの場合は帰着を上海や台北までにして、上海（台北）ー日本を別手配にすることで必要マイル数を大幅に減らすことができます。
この辺は別に出発地に戻ってこなくていいワンワールド特典航空券の強みですね。
僕が選んだ最強のルートはこれだ！！
東京→バンクーバー→NY→マドリード→ドーハ→バンコク→香港→上海→大阪
ええ、全然面白みのないルートですわ、南米もアフリカも行かず。
上でも説明しましたが、世界一周特典航空券って8区間しか飛べないので、乗り継ぎ回数が少なくなる王道の場所しか行けないんですよねー、特にワンワールド系の空港巡るかしか。
あと、僕があんまり南米・アフリカに興味ないっていうのも一つ。ええ、旅行好きとしてはかなり軟弱な方です。
東南アジアの他の都市巡るならバンコクかクアラルンプール起点に有償フライト手配、ヨーロッパ巡るならロンドンやマドリード起点に有償手配するといいかも。
ヨーロッパなら鉄道移動も趣あるかもね。そういえば大昔、パリからベネチアまで寝台列車で移動したことありましたわ。
ちなみに航空会社は・・・
東京ーバンクーバー・・ JAL
バンクーバーーNY・・・キャセイ
NYーマドリード・・・・イベリア
マドリードードーハ・・ カタール
ドーハーバンコク・・・ カタール
バンコクー香港・・・・ キャセイ
香港ー上海・・・・・・ キャセイ
上海ー大阪・・・・・・ JAL
総距離旅程は奇跡の19929マイル
なのでギリギリ必要マイル数も12万マイル、あと80マイル多ければ15万マイルになっちゃいますからね。
考えに考え抜いた至高のルートですわ。
航空会社はJALはもちろんのこと、評判の良さげなカタールとキャセイに大半お世話になるルート。
もちろんカタール航空A380に乗れることも確認済み。
ワンワールドの雄、アメリカン航空が全然ない？？その理由は次回説明しますわ。別に米系航空会社のサービスが悪いからじゃないよ。
次回は空席探しね、これもめちゃめちゃ苦労しました。
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